概要
公式HP : https://www.ubuntulinux.jp/
Windows10上にインストールしたVirtualBoxにUbuntuをインストールする方法を記載します。
インストールするUbuntuのVerは、Ubuntu 16.04 LTS(2021年4月までサポート)です。
目次
インストール環境
下記環境にインストールしています。
- ホストPC : CPU Core i5-4690K、メモリ8GB、SSD128GB
- ホストOS : Microsoft Windows10 Pro 64Bit版
- ゲストOS : Ubuntu 16.04 LTS
- 仮想化ソフト : VirtualBox Ver5.1.4 (VirtualBox.org or Oracle VM VirtualBox)
インストール
UbuntuのISOイメージをダウンロード
(1)公式HPへアクセスし、「Ubuntuのダウンロード」をクリック
(2)「日本語Remix イメージのダウンロード」をクリック
(3)「Ubuntu 16.04 LTS – 2021年4月までサポート 64bit版」のISOイメージをダウンロード
VirtualBox仮想HD作成
(3)「名前」は任意の名前を入力し(ex.Ubuntu_16_04_LTS)、タイプ・バージョンは下図の通り指定し、「次へ」
※バージョンのBitについては、ご使用のホストOSに依存します。
今回はホストOSが64Bitであるため、64Bitを指定しています。
(4)ご使用のPCに実装されているメモリに応じて調整してください。
※私のPCには8Gのメモリを搭載しているので、2GB(2048MB)を指定しています。
(5)「仮想ハードディスクを作成」を選択し、「作成」をクリックする。
(6)「VDI(VirtualBox Disk Image)」を指定する。
(8)任意の仮想ハードディスクファイル名を入力し、サイズは「16GB」を設定する。(ex.Ubuntu_16_04_LTS)
(9)Ubuntu 16.04 LTS用のVirtualBox仮想HD設定完了
読み込んだVirtualBox仮想HDの初期設定
(1)追加した仮想HDを右クリックし、「設定」を選択する。
(2)ビデオカードに余力がある場合は、下図のとおり「ディスプレイ」の設定を実施する。
(3)「ストレージ」の「コントローラ:IDE」にある「光学ドライブの追加」を選択する。
(5) 1-(3)でダウンロードしたUbuntu 16.04 LTSのISOイメージを選択する。
(6)Ubuntu 16.04 LTSのISOイメージが設定される。
(7)「ネットワーク」の割り当てを「ブリッジアダプター」に設定する。
※この設定で、当該仮想端末とホスト端末が同一LANに所属できます。
Ubuntuの起動と初期設定
(1)追加したUbuntuのVirtualBox仮想HDイメージファイルを選択し、「起動」を選ぶ
(3)「日本語」を選択し、「Ubuntuをインストール」をクリック
(4)インターネットの回線速度が早い場合は、
「Ubuntuのインストール中にアップデートをダウンロードする」にチェックを入れて「続ける」をクリック
(5)「ディスクを削除してUbuntuをインストール」にチェックを入れて「インストール」をクリック
(6)「ディスクに変更を書き込みますか?」とポップアップが出るので、「続ける」をクリック
(9)下記に従い設定してください。
あなたの名前:自分のPC名 (ex.PC-00)
コンピュターの名前:自分のPC名-VirtualBox (ex:PC00-VirtualBox)
ユーザー名の入力:lightbox
パスワード:t******* (共通パスワード)
※この時「自動的にログインする」にチェックしておくと、起動時に自動的に当該ユーザでログインしてくれます。
(11)インストールが完了すると再起動を促すポップアップが出るので、「今すぐ再起動する」を選択する。
(12)時々Ubuntuの再起動ができないことがあるので、一旦「☓」ボタンから「仮想マシンの電源オフ」を選んでVirtualBoxを強制終了する。
(13)Ubuntu 16.04 LTSが起動します。
これでWindows10上にインストールしたVirtualBoxにUbuntuをインストールできました。