はじめに
前回の「【C言語入門】第3回 画面に文字を表示」について、プログラムの解説を書きます。
今回は「#include<stdio.h>」についてです。
【C言語入門】第3回 画面に文字を表示
はじめに C言語を使って画面に好きな文字を表示してみます。 今回に限りプロジェクト作成から説明します。 以降の連載では「プロジェクト作成」は省略します。 プロジェクトの作成 Visual Studio 2019を起動する 「新しいプロジェク...
解説
前回使用したプログラム
#include <stdio.h> int main() { printf("Hello World!!\n"); printf("0123456789\n"); printf("こんにちは、世界!!\n"); return 0; }
プログラム=ソースコード
前回使用したプログラムの内容は、「ソースコード」と言います。
ソースコードと言われたら、プログラミングで書いた内容だと思って下さい。
それでは前回のソースコードの「#include<stdio.h>」を解説していきます。
#include<stdio.h>
- 簡単に言うとprintf()を使うために必要なソースコードです。
includeは、日本語で「含める・入れる」という意味です。
ここでは、printf()を使うにために「stdio.h」というファイルが必要なので、ソースに入れると思ってください。 - 「stdio.h」とは
.hはヘッダーファイルを意味します。
画面に文字を表示するためのprintf()を使うために「stdio.h」ファイルが必要です。
ここではあまり深く考えずに、printf()を使うにために必要なファイルだと思ってください。
後々C言語に慣れてきたら、この部分については別の記事で解説します。 - 実験的に、一度「#include<stdio.h>」の部分を削除して実行してみて下さい。
エラーとなります。 - stdio.h以外にも色々な.h(ヘッダー)ファイルがC言語には用意されています。
(string.h、math.hなど他に多数用意されています。)
stdio.h以外の.h(ヘッダー)ファイルについては、また別の記事で紹介します。 - 文法としては、#include<~.h(ヘッダーファイル名)>
例
#include<stdio.h>
#include<string.h>
#include<math.h> - #includeは、後々出てくる「プリプロセッサー」という単元で出てきます。
今はわからなくても大丈夫です。